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町民一人ひとりが主役の町づくりを

by Shintaku Kanako 地域おこし協力隊

 ここまで日之影町について真剣に考えている人もなかなかいない。

国道218号線で延岡から高千穂へ向かうまでの道中にあるカフェ・ルジェトア。

このカフェのオーナーである赤星秀貴さんは、私たちに熱い想いを語ってくれた。

「こんなに良いものがたくさんあるのになぜ観光客が下に降りてきてくれないんだろうって考えたら、それは町民も役場もその良いものを活かしきれてないからなんです。そこをもっとシビアに考えなきゃ、日之影町は変わりません。例えば竹細工だって資料館を作ってただ展示してるだけではお客さんは日之影町に来ても竹細工しか楽しめない。他にもわら細工や美しい棚田だって沢山見どころはあるから、そこまで導線を引っ張る観光づくりが絶対に必要だと思います。」

赤星さんが観光サービスに関して厳しい目線があるのには理由がある。それはご自身が上京して定年退職するまでの間、東京の有名ホテルで長年働いていたからだ。

 定年退職後に日之影町に帰ってきたのは、町を代表する竹細工職人の廣島一夫さんの作品作りをバックアップし、地元の野菜を販売するカフェ&野菜販売所を開店するため。しかし口蹄疫で野菜販売は中止。廣島さんも亡くなられてしまったことで、急きょ廣島一夫さんを偲ぶ作品展示会を開催した。

「あの時は地元の野菜を販売して、その野菜を使った食事も作るつもりだったんだけど、その計画が白紙になってしまって急きょギャラリーを開いたんです。でも今ではそれで良かったなと思います。ギャラリーで廣島さんの竹細工展示をしたことで、県内外多くの人が日之影町に足を止めてくれたから。」

たったひとつの空間があるだけで、人が集まるきっかけができる。そのことについて身を以て知った赤星さん。70歳になったら作品を発表する場としてギャラリーを運営することに専念したいと語る。

カフェ・ルジェトア

住所   882-0401 宮崎県西臼杵郡日之影町七折船の尾2195-イ

電話番号 0982-88-1775

定休日  火・水・木曜日

営業時間 11時ー18時

駐車場  4~5台

支払方法 現金のみ

一押しメニュー 挽きたての美味しいコーヒーと眺めの良い景色

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